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森ガール [日々のこと]


森ガールvalon vol.1 (タツミムック)








森ちゃんの女、ではない(笑)
去年から耳にするこの言葉、上京した時に真相が分かった。
本屋さんで特設コーナーなるものがあり、
そこで立ち読みしている女子が見事にそれだったのだ。
森にいそうな女の子・・・
ひとりでいると時代を逆行しているようで目立つけど、
集団でいればなんてことない、森の中に迷い込める。
私は旅行カバンをさげたまま、本棚の影から家政婦みたいに観察したが、
それぞれにちょっとずつ個性を出していておもしろかった。
年齢はバラバラ、私より年上の女性も森の案内人だった。
肩やカバンに小動物の頭部がついているの狩人スタイルには
絶句してしまったけれど、ほとんどの女子が、
やさしいアースカラーをまとっており、
やわらかそうなポンチョやフレアスカートが素敵だった。

昔は身体のラインにぴったり沿ったタイトな服を好んで着ていたのに、
今ではゆったりした楽ちんな服ばかり。
どう見せたいか、よりも、どう動きたいか、に重きをおいて選ぶ。
締め付ける=気が張る、っていうのはもう必要ないからかな。
それよりも、多夢と散歩中にふわっと風が吹いて
ストールを慌てて押さえる左手の瞬発力とか、
耳下まですっぽり包むタートルのセーターのやわらかい肌触りとかを
天気や季節といっしょに感じられる感覚を、日々持っていたいと思う。
髪をショートにしたのもそのため。
重いもので隠したりごまかしたりすることより、
軽くなってありのままを受け入れる勇気と諦め(笑)を持ちたい。

おかしいことに、
あれだけ好きだったボーダーの服は、一枚もない。
緩やかに、確実に、変わっていく私がいる。

今日の一冊は、
そこだけマイナスオーラが出ていた渋谷TSUTAYAの
「森ガールコーナー」にて見つけた「Valon」。
これに載ってる小西真奈美はかわいすぎる。罪だ。


タグ:森ガール
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