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東京レコーディング [旅のこと]

1月24日(日)

○9:00 徳島出発
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大鳴門橋から。青い海、青い空、もちろん、晴れ。

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カメみたいな雲。

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トリみたいな雲。

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イカみたいな雲。もういいって。

○11:00 新神戸
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アヒルに乗って東京へ。コイツ、めちゃ速い。

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京都を過ぎたあたりで、トンネルを抜けるといきなり雪景色。
どこでもドアみたいだった。さむそーーー。

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工場×富士山。

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橋×富士山。

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川×富士山。だからもういいって。

○14:30 自由が丘着
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幼なじみと久々の再会。念願のカフェ「イカニカ」にて。
バリバリ仕事して、すっかり都会のお姉さんに。
今の暮らしや将来のことについて語らう。
チーズケーキがめちゃおいしかった!
身体にやさしそうなランチ、次こそ絶対食べるぞ。
http://www.ikanika.com/cafe/

○16時30分 スタジオ着
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いよいよ今回のメイン、歌録音。気合い充分、歌いまくる。

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撮影を撮影。なんのこっちゃ。

○21:00 ひとまず終了 
ネギ料理屋さんで夕食。病み上がりアレンジャーは、梅酒の水割りにたっぷり入っていた氷を真面目に平皿に移していた。頭脳明晰なのに恐ろしく天然で突っ込みどころ満載。どの料理も温かくておいしかった。その後、ボエムにてワインを1杯(私は2杯)。明日に備えて深酒を控える代わりに、しゃべりまくる。

1月25日(月)
○8:00 起床
もちろん今日も晴れ。テレビを観ながらストレッチ。
動物たちに占領されていないベットは気持ちいい〜。

○10:00 街を歩く
雑貨屋さんや紅茶屋さんなど、
行きたかったお店を探しながら散歩した。
でもどこも開店は11時。残念。
前回同様、トレインチのパン屋さんで朝食。

○11:30 スタジオ着
残りの1曲を歌う。というより、叫ぶ。
ジェットコースターのようなこの曲は、
自分が歌うことを想定してなかったのかと反省するほどメロが高い。

○15:30 無事終了
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クラクラしながらもなんとか歌い切れたので、
あとはアレンジャーに託して急いで帰路につく。

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夕方の新幹線はサラリーマンたちの宴会場。出張、楽しそう。
窓の外にはまた富士山。おつかれさま・・・

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○あとがき
今回も楽しい旅だった。
プレッシャーがないといえば嘘になるけれど、
最高に贅沢な環境でやれているという夢のような現実を
味わいたくて、ずっとウキウキだった。
どんなプロセス、どんな形であれ、
歌を作れて幸せだな、と改めて思えた2日間だった。
協力してくれている東京人たちは、本当に素敵。
仕事とか流行とか関係なく、やってる本人が楽しくなくちゃ!
というシンプルな考えに、改めて大きくうなずけた。
風が暖かくなる頃には、みなさんにお届けできるよう、
これからがんばって仕上げます。(アレンジャーが)

街で見つけた○○、とか、人物とのスナップショットとかを
今度こそ載せようと思っていたのに、
やっぱり風景と食べ物だけになっちゃう。
なんででしょう。

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そして、翌日。ジャジャーーーン!
スーパーで真鯛を見つけちゃったもんだから・・・。
先日のネギ屋さんで、ふろふき大根についてきたネギソースを真似してみた。
うまいに決まってるでしょ!私って天才だ。(笑)


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お皿の向こうには・・・やっぱり。
でもこいつらの狙いは鯛だけ。


タグ:東京 富士山

明日から [日々のこと]

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東京だ。
春号の歌(東京編)のレコーディング。
2日で3曲というタイムリミットを楽しんでやるつもり。
ウィルス性腸炎で入院したアレンジャーも
明日には復活してくれているはず。
がんばるぞ!

今週は冗談みたいに暖かい日が多かったのに、
急にぐっと冷え込んだ。
今朝から呼吸が重たい。
喉がヒューヒューいいませんように。

写真は、多夢のおすわり@ドッグカフェ楓。
内股になりつつも必死で号令を待つ。
食べ物が絡んだ時だけ言うことを聞く。

留守中、おりこうさんでいてね。
二度とオトンを噛まないように!!

いいことをして [日々のこと]

新聞に載りました。
おほほ。
嬉しいことだ。
でも歳とか住所とかは載せなくていいのに(笑)

http://www.topics.or.jp/localNews/news/2010/01/2010_12636062278.html

7チャンネル [日々のこと]

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厄介だ。
非常に厄介なチャンネルだ。

去年の夏、地デジ対応テレビに買い替えてからというもの、
オトンはこれまで以上にテレビにかじりついている。
それまで映らなかった「7チャンネル」にハマりまくっているのだ。
ご当地○○、○○温泉、名物○○、バスツアー、絶景、国宝、列車、名湯・・・
オトンの大好きな"旅番組"を、
近眼が治ったかと錯覚するほどの美しさで
ひたすら流し続けている。
おかげでこっちは観たい番組が全然観れない。
「お前は昼間観たらええだろに。」
いやいや、昼間は私も働いてますけど!!(怒)

ゆうべ、翌日のレコーディングのために早めに寝る支度をして、
水を飲みにリビングへ行ったときのこと。
ふとテレビを観ると、録画ランプがついていない。
それは、確かに予約しておいたはずの番組が
実は録れていないということを意味する。
近寄ると、
オトンが録画しておいた7チャンネルを普通に見ていた。
コルルァ〜〜〜アアア!!(巻き舌で)
そこからはもう、大人げない親子バトルである。
なんてこと!
ちゃんと予約してあったのに!!
去年からずっと心待ちにしてて、手帳にまで書いてあったのに!!!
わざわざ予約解除してまで自分の好きな番組観るなんて!!!!
「今度オトンのも同じようにしてやるけん!!」
などとは言わないが(言いました;)、
とにかく今後もこの問題は続きそう。
気が抜けない。気をつけよう。

今日、スタジオから帰ってきてから、
変に撮り損ねたその番組を家で観た。
森山未来とサトエリのやりとりがあまりに自然で、
全編通して切なかった。
ドキュメンタリーぽくて、
空白の時間とか、視線が泳ぐかんじとかが
さらに胸を熱くさせた。
すごくいい番組だったよ。

なのにーーー。
誰か、最初の30分録画してない?

今日の一枚は、
そうやって醜いチャンネル争いをしている最中でも
我関せず日向にまどろむ猫たち。
何匹入ってんだか。

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NHK「その街のこども」
http://www.nhk.or.jp/hisaito/sonomachi/



大人の遠足 [旅のこと]

1月11日(月)曇りのち晴れ
BASのみんなと、汽車に乗って春号アルバムの撮影に行きました。
駅弁は阿波尾鶏だったので却下。
ポッキーやキャラメルなど、おやつを買い込みいざ出発!
行き先は決めず、自然豊かな場所まで南下します。
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デザイナー兼ヘアメイク、エリカ丼がプチパンを配るの図。
「きのう腸炎で入院してました」と軽く話しながら
バクバク食べるコーラスきえたん。(右手前)
ベーシストれいちゃんはすでに酔っていて、「ぼくはいりましぇん!」(左手前)


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今回ジャケットなどを担当するクワガタ殿は、汽車のお尻に興味津々。
「だいぶ年季入っとるな〜」と感慨深げ。同意を求めてくるが、私は興味ナシ。


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でもホームのベンチには興味ありあり。カメラに収める。
手前ではパーカッショニストのナルトトロが一服。


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車内はすでにテンション↑
「みんなでレンズを覗き込んで〜」というリクエストに・・・・・


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ひとりふざけるドラマーごーだはん。華のアラ還。


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路線図を見て、一番海が近いと思われる「由岐駅」で下車。
ひとりデカイ荷物をかついでいるのは当然この私。完全に旅行気分。


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線路はつづく〜よ〜ど〜こまでも〜〜〜♪


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トンネルを抜けたら、雪(由岐)でした。
ロマンチックダジャレで〜す。


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帰りの汽車の中。鉄男ギタリスト山アは眠らない。
くだらない「おっぱい話し」に花が咲く。

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<あとがき>
成人の日、
奇跡的にみんなのスケジュールが一致したので、
思いきって遠出してみました。
いつも楽器を持って移動する彼らも、今日は身軽。
出発の40分前に改札口にひとり集合していた山アに、
ビール片手に悠々と乗り込んでくるナルトトロ、
呑んでもないのに酔っちゃうかわいそうなれいちゃん、
田舎の地図でも真面目に検証するごーだはん、
病み上がりとは思えぬ食欲で逆にみんなを心配させたきえたん、
それに、二人合わされば奇抜な発想力がどんどん沸き出る
デザイナー、クワガタ殿とエリカ丼。
徳島イチ強力なサポート集団「チーム皆谷」。
これから出す春と秋のアルバムを手がけてくれる。

汽車の中では、
車掌さんがしかめっ面するほどはしゃぎまくり、
お昼ごはんをと入った小さな食堂ではみんなビールを呑んで、
港では漁船の引き上げに一同拍手。
これぞ、慰安旅行だった。(おい;)

たまには楽器をおいて大人の遠足、いいね。
みんなの絆がより深まった。と思う。
私だけ?

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朝日の誓い [思うこと]

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2010年、毎日ブログを更新します!

とか誓わなくてヨカッタ。
お正月から公に嘘をつくことになっていた。
10日で2回のペース。すくな;;
パソコンがある部屋は恐ろしく寒いので、
いい感じに酔っぱらわなければソネットにログインできないのだ。
すごい言い訳だけど(笑)

ともあれ、元気に過ごしております。
ちびっこから絶対風邪菌をもらうだろうと予測していたものの、
これといった熱もなく、微熱もなく、低温で過ごしております。
大晦日に雪が降った時にはさすがにしもやけになると覚悟したんだけど、
それもどうにか免れた。
健康が一番。
今年は自分の中で、何かが大きく変わりそうな予感がしている。
うまく言葉にはできないけれど、
今までの経験にはすべてちゃんと意味があったんだと思えるような、
なにか大きな転機が訪れそうな気がしてならない。
昔、すべてを失って、誰もがいなくなったあの時、
涙でぼやけた朝日に誓ったあの想いも、ちゃんと栄養になっていると
思えるような・・・
期待している。すごく。

この冬眠の間に、春号のアルバムを作っている。
今はコーラスのレコーディングでスタジオに通っている。
何年経っても馴染んだスタジオの空間で声が刻めるのが嬉しい。
くだらないダジャレや変なテンションでエンジニアの春さんと
楽しい時間を過ごしている。
前回までと違うのは、
全体の7割を東京のアレンジャーが手がけてくれていること。
シンプルでやさしい音作りをモットーに、がんばってくれている。
他にも、ビクター時代の作詞家とか、
幕末を愛する地元のデザイナーとか、
たくさんの人の手によって、どんどん歌に魔法がかけられている。
すごいことだ。本当に、感謝。
私もめっちゃ楽しみなんだけど、皆様もどうぞお楽しみに。

冬眠明け宣言は、3/6(土)徳島の「花杏豆」にて。
地元のシンガーソングライター、fridaさんとのコラボライブ。
二人でじゃんじゃんピアノを弾いて、歌いまくります。
詳しくはHPにて。
明後日あたり更新します(いい加減;;)。
今年も皆谷尚美をどうぞよろしく!

写真は、浮気をしてもすぐに元サヤに戻ってしまう、
大好きな三芳菊の新作、「ウェルかめ」。
「ひやおろし」も香りがよくてめっちゃうまい。
と、酒はいいからミルクくれ、と申すうちの猫。



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☆朝日の誓い
http://www.youtube.com/watch?v=4UT3KB6kIQY
☆クワガタデザイン
http://kuwagata.tv/
☆frida
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=1004534234
☆三芳菊
http://www.macserver.if.tv/cgi/miyoshikiku2/modules/wordpress1/

金柑ジャムは、涙味 [動物のこと]

今日はボランティアの日。
「あけおめ〜」と声高らかにドアを開けたとたん、
子犬が5匹突進してきた。
お、お前たち・・・誰?
猫だけがいるはずの事務所に、なぜか最近犬がいる。
動物愛護センターのホームページで、収容されている動物たちを
すべて掲載することになって1ヶ月弱。
迷い犬たちがお家に帰れる確率も増えた分、
処分されていく彼らを我々ボランティアが見てしまうというのも現実だ。
ハートのボスは、それが耐えられないらしい。

どうにか命を取り留めた彼らは、
狭い部屋を存分に使って団子になってじゃれ合っている。
床は排泄物でギトギトになり、おもちゃや固形フードや紙資料なんかが
ぐちゃぐちゃに散らばっていて、目を覆いたくなるような光景。
悪夢でいいから、夢であってほしいと思う。
両足ウンチだらけの子犬たちが、遊んで遊んで!
と無邪気に飛びかかってくる。
私は普段、酔っぱらって感極まった時くらいにしか泣かないんだけど、
どうしたことか、今日はそこで咳き込むように泣いてしまった。
2010年、初笑いならぬ初泣き。
つい30分前、近所のカフェでおいしい珈琲を飲みながら、
次のアルバムの打ち合わせをしていた私は、すっかり消えていた。
無邪気にまとわりついてくる彼らを抗いながらなんとか掃除をする。
排泄物を取って床を拭くだけでも1時間。
その後ごはんや水を与え、猫トイレの掃除、
電話の対応なんかを合わせると、
あっという間に帰るべき時間がきてしまう。
ろくに相手もしてやれないまま、鍵を閉める。
ドアの向こうからの鳴き声を聞くまいと、走って車に乗り込む。
汚れた服のまま、どこにも寄れず、お腹ぺこぺこのまま帰ってきた。
運転中も涙が溢れて信号が空と混ざった。
家に着いて、着替えて、
多夢や猫たちに強引にチューをした。

休みだと伝えてあったのに
間違えてレッスンに来た生徒がいたけれど、
今日はとても「せんせ」になれる状態じゃなかったので断った。
部屋中金柑色になる夕暮れ、金柑ジャムを作る。
コトコトコトコト・・・ビールを呑みながらひたすら煮込んだ。
部屋中甘い匂い。

やばかった。
今日という今日は本当にやばかった。
心が折れてしまいそうになった。
なんだろうこの気持ち。
このままずっと果てがない気がしたし、底抜けに切なかった。
動物の無邪気さを受け入れられず、人間の誰かを悪者にしようとした。
一瞬でも。
こういう時、もしも誰かがそばにいてくれたら、
私はちゃんと、強がったまま一日を乗り切れたりするんだろうか。

夕食を作る気力がなかったので、近所でお酒を呑んでいたら、
偶然、去年の夏にシマオを拾ってうちに預けたおばさんが入ってきた。
「ハートさんになにかお礼せなアカンと思いつつね〜、家も大変で」
と、それからものすごい勢いで家の大変さを私に伝えた。
もううんざりだ。
どんどん人が嫌いになる。
人に伝え続けなきゃ、希望の道は開けないのに。

グツグツ煮えた金柑は瓶詰めにして冷蔵庫へ。
きっと、全然甘くない。

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