小さな命の大きな存在 [動物のこと]
すごく嬉しいことがあった。
ピアノの生徒ルカちゃんが、
愛護センターから子猫を引き取ったのだ。
家族みんなで里親になる講習を受け、よく考え話し合って、
殺処分されるはずだったこの子を新しい家族として迎え入れた。
私は嬉しくて泣きそうになった。
そして、
「この子がセンターからやってきたこと、
本当はどこかに捨てられていたこと、
でもルカちゃんたち家族が助けたこと、
大きな声で友達に自慢していいんだよ。」と言った。
小学2年の彼女に、捨て犬や捨て猫の現状のすべてを教え、
理解してもらうことは難しいかもしれないけれど、
これまで何度となく瀕死の子猫を保護して、
体を温めたりミルクや薬を飲ませたり
頑張れ、元気になってと声をかけているところを見てきた彼女。
きっと彼女なりに小さな命の大きな存在を感じ取ってくれていたんだと思う。
そしてパパママはじめ、これはすごい決断だと思う。
嬉しいなぁ。
命を前に、私ができることなんて微々たるものだけど、
それでもこういう活動をやっててよかったと思うし、
数あるピアノ教室の中で、
彼女のせんせになれてよかったとも思う。
別の、もう辞めてしまった生徒も、
偶然保護した迷い猫が病気になり、
すごくたいへんな手術を決断して、
家族で話し合った結果、飼うことにしたそう。
小学校の運動会で再会し、ママ共々嬉しそうに報告してくれた。
もうすっかりうちに馴染んでしまって・・・と。
迷子になったり捨てられたり、いろいろあるけれど、
車にひかれたり野良猫とケンカしたり、
飢えたり凍えたりして死んでしまわなくてよかった。
本当にありがとう。猫に代わってお礼を言いたくなる。
ちなみに、
猫アレルギーの生徒も何人かいて、
マスクや目薬を持参してレッスンしているけど、
みんな何気に猫が好き。
大人になったら飼いたいと言う。
「タイシツ」が変わるのを期待していると言う。
せんせは嬉しくて、今宵も酒がすすみます。
写真は、ルカちゃんとこの新しい家族。
ミルキー、推定7ヶ月。
日々のこと、アップしました。
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