猫の恩返し／モミミのその後

いつも応援してくれている明石のご夫婦。

数年前の結婚式にも招待していただきました。

秋彩ツアーで、青空堂にも来てくれました。

来年には、もうひとり家族が増えるのだそう。

「落ち着いたら、もう一匹迎え入れたいと考えています。」

と、泣いてしまうような嬉しいことを言ってくれた。

この出会いに感謝だなぁ。

そして、おみやげです、といって手渡されたのがこちら。

保護当時、よほど母ちゃんが恋しかったらしく、

手当たり次第モミモミしていたので命名した、

「モミミ」のミニアルバム。

タイトルは「Life with TAPTAP」！

笑ってしもたがな。

これは、お宅まで譲渡に行った時の写真。

他にも、あまりにかわいくそしてウケるので、

勝手にいくつか紹介します。

（ぜひぜひ、フルアルバムをアップしてほしい！！）

お手て収納、リラーックス。

先輩猫、ナツメ姉さんにも上から目線。

水の飲み方が無精すぎ。

イビキが聞こえてきそう。

ねこじゃらしに、ねこらしい反応ができません。

今でもモミモミしているの？

今では「モミジ」と改名して、

ご夫婦のお家で丸々と育っています。

体長の割に横幅がすごいらしい。

ナツメ姉さんや、もうすぐ産まれるベイビーとも仲良くね。

粋で嬉しいプレゼント、ありがとう！！

家宝にします。

こうやって、

里子に出た後の様子を知らせてくれるのは本当に嬉しい。

逆に、音信不通になってしまうのが何よりも怖い。

困った時には協力したいのに。

こういうの、面倒だと思う人もいるんだろうけど。

いつも思っていることがある。

モミミをはじめ、これまで保護したたくさんの猫たち。

新しいお家に行くことができたのは、

キミが持ってる愛嬌や順応性、元気な身体のおかげです。

保護した私のことなんて、どうぞ忘れてちょうだいな。

今見えているすべての人や動物に、思う存分甘えてください。

ある日突然強引に捕まえたのは私。

生きる環境をガラリと変えたのも私。

病院に連れて行き、注射や虫下しの薬を飲ませたのも私。

おまけに、未承諾で不妊手術までしてしまうんだから。

私が家族を作ったり、

子どもを産まないと固く決めている理由のひとつはこれだったりする。

何十匹ものよその生き物の生き方を、

勝手にガンガン変えてますから。

猫の恩返し。

それは、もらわれたお家で、

さも当たり前のように偉ぶって我が侭し放題で、

にも関わらず無条件に溺愛されていること。

それ以上幸せなことはない。

毎日の小さな笑い、癒し、

世話の焼けるやっちゃなーという飼い主からの小言を、

これからもそこで与え続けてください。

うんと幸せに生きるんだよ。

私は、こんなやりとりだけで充分に幸せ。

それだけで酒が呑めるわ。