徳島吹奏楽団

通称トクスイ。

大人になっても楽器がやりたい大人の集団。

ボスは近所の森うどん。

去年から参加している阿南のママさんブラスの指導者として

偶然、音楽でも繋がった。

彼の指導は的確で分かりやすく、かつスピーディー。

合奏でよくある「待ち時間」がまるでない。

どんどん吹いて、吹いて吹きまくる。

どのパートも飽きさせない。

2時間半の合奏があっという間。

中学時代の音楽の先生も同じだった。

対等な目線（だと私は感じていた）、分かりやすい表現、

そして一緒になって音楽のエネルギーを体感する、

指導者たるもの、こうでなくちゃ！と生意気にも思っていた。

ええ歳の大人になって、

また楽器に触れられることを幸せに思う。

吹奏楽熱に再び火をつけ、

楽器をポンと渡してくれたまっちゃんにも感謝だし、

受け入れてくれたボスや楽団にも感謝。

協調性を養えればと思って入団を決意したけれど、

実際は彼らの力強いハーモニーに圧倒されっぱなし。

私も大きな歯車のひとつを担っているはずなのに、

お客みたいな気分になって聴き入ってしまう。

加えて、齢のせいか涙腺が緩む。

あぁ音楽の力ってすごいな、

悩んだりくたびれてたりしていても、

こんなに元気が満ちていくものなんだな、

って、ひとりジーーーンとしている。

厄介な団員だ。

でも、聴けば分かるよ。

言葉じゃない、確かに伝わるものがある。

みんなにも体感してほしいなー。

というわけで。

そんなトクスイのライブがあります。

1000人キャパの文化センターにて、やっちゃいます。

ペーペーの私は2部にしか出演できませんが、

必死で吹きます。

1部も2部も、めっちゃかっこええ曲やります。

ちびっこたちが歌える曲も。

今話題のあの曲も。

チケットは前売り400円。当日500円。

未就学児は無料です。

私も含め、メンバーはすでにまとめて購入していて、

配る人もいるらしいのですが、

みんな一生懸命演奏するので、ぜひ買ってください。

というのも。

なんでも無料が当たり前、という県民性？風潮？を

どうにかしたい。

大自然がアートに見えることもありますが、

基本、芸術は人の技です。

その人の能力や魅力、努力の末出せる技を

最大限発揮するからこそ生まれるものです。

価値あるものかどうかは受取り手それぞれですが、

それを体感するにあたって、どうかちゃんとお金を払ってほしい。

例えばそれが、次の活動や作品への原動力になるのです。

なので、たとえ400円であっても私は売ります！

その上で、聴いてくれたお客さんを満足させる演奏をしたい。

あ、私はまだぺーぺーなので、

頼もしい先輩がたがやってくれます（笑

マジかっこええけん！

聴かな損じょ！

来月7日（土）です。

http://tokushima-windband.no-ip.org/img/2014/29th_chirashi.pdf