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栄養ミュージック2 [音楽のこと]


光と影







CDの制作をする作業の中で、
声や楽器の音を加工するのは楽しい。
楽しいけれど、その塩梅は実は非常に難しい。
Utadaが世界発信した「Come Back To Me」を聴いた時、
呼吸が苦しくなった。
すべてのブレスを消してしまっている。
ハスキーな声で、泣きそうに叫んでいるのに、
まったくどこにもブレスがない。
聴けば聴く程苦しい。
息を吸わずに歌いだせるわけがないので、
これもなにかの狙いなんだろう。
初期の頃の歌はお気に入りだったけど、
加工しすぎると私の身体には気持ちよく入ってくれないのが
残念なところ。これも歳かも。

かくいう私も、簡素なアレンジくらいはしているんだけど、
自分の中での正解範囲がものすごーく広いので、
どこまでやっても終わらなくて、
いろんな音を重ねすぎたり壮、
大なストリングスをやたらに目立たせすぎたりして、
結局は肝心な歌のメロディを潰すことになってしまう。
それをちゃんと制してくれるのが、昔のプロデューサーであり、
今のBASのみんなだったりする。
本当に伝えたいものはなにか。
それは、間違いなく「言葉」だろう。
音やリズムや雰囲気ではない、
どこまでもシンプルに、削いで削いで削いで・・・
そうしでできあがったものが、きっと人に届くんだ。

「リビングミュージック」
いつかは、リビングでひとりピアノを弾いて録音しました、
みたいなアルバムを作ってみたい。
その部屋の空気までもを歌にする。
虫の声、猫の鈴、イスのきしみや楽譜に触れた紙の音、
そしてもちろん、自分の呼吸も。
昔、銀座だかどこかのスタジオに忍び込んで、
好き勝手にピアノを弾きまくったのを録音したことがあったなぁ。
夜中で、酔っぱらってて、今だけ自由で、
めちゃくちゃ楽しかった。

というわけで、
大好きなハナレグミの新曲「光と影」。
まったくもう、何度でも泣きだしそうになる。
本当に、心身ともに染みる歌。
アルバムも楽しみ。

話しはテレビへ。
今放送中のドラマ「BOSS」がおもしろい。
途中2回くらい見逃してしまったけど、
天海祐希がかっこいい。
あの人あれが素なんじゃないかなと思う。
ああいうタイプ、同性としてめちゃ好き。
そしてそのオープニングでsuperflyが歌うノリノリのうたが、
ここしばらく頭から離れない。
ひとりでノリノリ。
今夜はリハーサル。
ナーナナナナナナーナーナーナナー
ナーナナナナナナーーーーアーーー

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