立て直す。 [思うこと]
もうそんな歳 [思うこと]
今、できること [思うこと]
2014年、シメ [思うこと]
いつもの店で、はじまりました。
今年は、
新しくオープンしたライブバーが忙しい春さんと、
私のことがやっぱり嫌いなレイちゃんが欠席、
それに、
本来いるはずのクワガタ殿の不在がどうしたって目立ち、
寂しさに輪をかけて涙酒に・・・
なるはずが、少数でも白熱トークで盛り上がりました。
お刺身、天ぷら、和え物、酢の物からの、お寿司。
大将の料理は、いつもちゃんと、ほっとするうまさ。
文特製、柚子味噌。
これがまた、めっっっちゃうまいの!!
ちりめんじゃこの香ばしさに柚子の酸味、
お酒がすすみます。
今年もこれを呑みました。
お米の焼酎。香りがいい。
アルバム録音からライブツアーまで、
カッチリしっかり叩いてくれたごーだはん、
今年急激に仲良くなったひとり、
デザインやプロモーション面で協力してくれたみかりん、
灼熱の野外でも歌いやすい音作りをしてくれたラビット・ヲガタ、
秋彩のポスター撮影でオトナ皆谷を創造してくれたエリカ丼、
そして、奇跡の復活を遂げて会計係に復帰してくれたまりつぁん、
本当に、たいへんたいへんお世話になりました。
みんながいてくれるから、
自由で奔放な私がこうやって思う存分、
ほとんど素のままで歌っていられるのよ。
ありがとう。感謝しています。
ラブラブメールは送らないけど、みんな大好きよ!
しかしながら、終盤にはお約束の「皆谷ダメ出し大会」もあり、
プロとしての自覚やライブのクオリティなんかの厳しいお話を聞いて、
すっかりしょげかえって酔いが吹っ飛び、
泥酔のエリカ丼をかついで帰りました。
・・・嘘です。この距離でタクシーでした。
すんげーヘベレケだったんだもの!
丼も!まりつぁんも!!
一夜明け・・・
2014年最後の朝焼け。
6時半起きです。
運転して、二日酔いほかほか丼をお家までお届けに。
いつもと同じ道、同じ一日なのに、
なぜか特別な気がします。
一年のシメ、最後の最後で前向きでいられることが嬉しい。
家族、友人、ファンのみなさまへ。
今年一年、温かい応援を本当にありがとう。
この歳で歌を続けていられるのは奇跡です。
もちろん、前を向かなければ消えてしまう奇跡。
努力を怠れば劣化してしまう奇跡。
そして、私の声を、ピアノを、
聴いてくれるあなたがいなければ成り立たない奇跡。
秋彩をリリースして、
長年の夢だったシーズンリレーが終わった今、
改めて思います。
やっぱり歌い続けたい。
表現者であり続けたい。
企画モノは終わったけど、まだまだ歌を作りたい。
若い子たちも頑張ってるしね、
隠居したっていいんだけどね、
でもまだ、私が歌いたいのです。
本当に、ワガママゆーてます。
だけどね、こんなやつ一人くらいいてもいいでしょ。
来年はしばらく冬眠をしてから、
また歌い出すつもりでいます。
すごい計画があります。
お楽しみに。
みなさまにとって、来年も素敵な一年になりますように。
ツアー終わりました [思うこと]
天気雨 [思うこと]
学習しました。 [思うこと]
初体験!! [思うこと]
今日、お祭りでライブしてきたのだけど、
かなり残念なことがあった。
長いです。いつも以上に。
しんどくなるかも。
でも聞いてほしい。
ライブ直前のこと。
今日はよろしくお願いします、と挨拶に伺うと、
主催者の偉いさんから「出演料です」と言って差し出された封筒には、
仲介者から予め告げられていた金額よりも多い数字が書かれていた。
カンカン照りの山の会場、真っ白いテントの下、驚く私。
固まる仲介者。
そう、これまで自分には決してないと信じていたピンハネというやつを
35歳と11ヶ月にしてめでたく体験したのである。
「言われた通りご用意しました」と、主催者。
慌てた仲介者は唐突に、
「あ、ここから手数料引かせていただきますので!」
そういって、なぜか封筒をしまい込んでしまった。
え?手数料?なんの??聞いてないけど;;
ライブ後、その仲介者は
「言ってた額よりちょっと多かったみたいですね〜。
実は源泉徴収などあるので、事務手数料として1割いただきます」
と改めて告げにきた。
ん??源泉徴収?
主催者から直接私がもらったらアカンの?
これはお祭りの実行委員会からの謝礼じゃないの?
市から支払われるお金なの?
しかも1割が1万円て;;
てことは、私の今日のこのライブは10万円になっちゃうけど。
すげーーー。助かるーーー。録音に使うーーー。
んなアホな。
「謝礼はこれしか出せないと先方が言ってます」
って、2回くらい念押ししたやんけ。
あの差額は一体どこへ流れる予定だったのか。
ヤダね。
お金の事でこんな気分になるの。
いいロケーションで、
いいイベントがこんなことで台無しになるの。
友人や生徒や、はじめての人たちにも
暑い中ちゃんと歌を聴いてもらえたのに。
若い兄ちゃんがほぼひとりで進行していたので、
もしまた呼んでもらえるのなら、
いろいろお手伝いできることがあるなと思っていたのに。
これって普通のこと?
私がバカにされてるってこと?
もちろん笑ってネタにしてやるつもりだけれど、
本当は怒りたい。
あくどいことすんな!
手数料だか紹介料だか知らんけど、
本当に必要な経費なら始めから先方と内々で話しをつけていればいい。
ちっちゃい嘘ついて、しかも主催者のせいにして、
後ろめたいことすんな!
お金を出す方も受け取る方も、
そのイベントを盛り上げようと一生懸命やっているのに。
だいたいねー、そんな手数料取るなら、ある程度は下準備してちょうだい;
私の歌も聞いたことないみたいだったし、
このお祭りの歴史や内容も全く知らなかったというから仰天。
ライブをする上で必要な機材や配線のことも先方に伝わっていなかった。
ただ、現地で出迎えてくれて台車をコロコロ押してくれて、
私がいただけるはずの封筒を鞄にしまい、
仕事があるので、と先に帰っただけだ。
なんなん
仕事を引き受けたつもりでいたので、
お金のことはもちろんだけど、それより何より、
身近だと思っていた人にあっさりダマされた気分。
これが全然知らん人ならよかったのだけど。
今がっつり絡んでる役所関連の事務局長やで。
偉いさんってこんなことしてええんか。
人間不信になりそう。
でも味方を変えれば、
それくらい私の音楽ってどうでもいいって思われてるのかも。
はぁー。
しかしですね。
来てくれた人には感謝してます。
呼んでくれた主催者にも。
本当にありがとう。
お天気でよかった。
週末の夜 [思うこと]
昔の恋人に会った。
すぐに気がついた。
あの特徴的なくるくるヘアーは、そんじょそこらにいるものではない。
週末の夜、騒がしいライブハウス。
音楽と笑い声、お酒と煙草の煙に満ちあふれた人だかりの中、
懐かしい後ろ姿があった。
この8年間、
なんせ一度も鉢合わせることがなかったものだから
本当に驚いた。
驚いたけれど、
呼びかけてわざわざ振り向かせることもないと思い、
気配を消しながらカウンターに近づき手早くビールを受け取ったが、
同行した友人、天然のまっちゃんが普通に声をかけてしまったので、
あっさり逃げ場を失った。
自分でも、かなり引きつった顔をしていたと思う。
久しぶり、とか、元気?とかいう類いの言葉を交わした。
それから、おめでとう、も。
彼は、震災の年に結婚していた。
散々だったであろう私との終末の日々を経て、
彼は本来の彼に戻り、
新しいパートナーと出会い、
また新しい日々を積み重ね、決断したのだ。
大きな目、
鼻にかかった声、わざとからかうようなしゃべり方、
懐かしいというよりむしろ新鮮だったのかもしれない。
それくらい、当時の記憶があまりにも遠すぎて、
何かを思い出す隙さえ与えられないままライブが始まった。
ビートルズの陽気なナンバーが響く。
帰り際にも、また少し話しをした。
話し・・・、できてたのかな。
あれから爆発的に猫が増えたよ、とか、
車の運転が少しはマシになったよ、とか、
音楽や旅や写真や、共通の友人の近況やあの頃通ったお店、
話したいことが後から後からこみ上げてきて息が苦しくなったけれど、
全くうまく繋げられなかった。
不自然な間がいくつもできた。
人ごみの中でよかったのかもしれない。
あの頃、
無限の時間、無数の感覚をどんなに濃く深く共有していたとしても、
今はもう、私のパートナーではない。
それがすべてだ。
そんな当たり前の事実の重み、というか苦み、をビシバシ感じながら、
手を振り背を向けて、階段を降りた。
彼の目に今の私がどんなふうに映ったかは知らない。
そもそも自業自得なわけだし、だからといって
過去を振り返って立ち止まるのはなんかめちゃくちゃ悔しいし、
などと心の中でぶつぶつ言いながら、
おぉ、私もまだ女っぽいとこあるやんけ、と自嘲したのだった。
こんな偶然はたぶんもうないだろう。
お詫びとお礼くらいちゃんと言えばよかったな。
東京から戻ってしばらく、抜け殻みたいだった私が、
周囲も驚く程むくむくと元気になったのは彼のおかげ。
生活スタイルや価値観の違い、ワガママや思いやりや、
無謀な夢や醜い嫉妬、くだらない笑いなどなど、
何から何まで共有、共鳴し合い、常に支えてくれていた。
私には彼、彼には私しかあり得ない、と本気で思っていた。
可愛らしい、無敵だった二人。
そして今では、きっちり過去のこと。箱の中だ。・・・アカン、また恨み節モードに(笑
そうそう、それに何より、
地元で根を張って歌い続けるきっかけをくれた人だった。
そして、
大人が真剣に遊べばそれが仕事になると信じ合った人だった。
どうか元気で、
これからもそんな仕事をしていてほしいと思う。
今月の目標とHNT [思うこと]
スカッと晴れた空、
新緑の眉山、
新町川を渡る爽やかな風、
この時期が一番気持ちいいな~
などと思っていたら梅雨入りした。
しばらくはジメジメするのかな
ていうか、九州の豪雨がこっちにくるということは、
今夜は嵐。
雷が鳴ったらチロが心配だ。
川向いの結婚式場から打ち上げられる花火には慣れたけれど、
雷はすごく怖いみたい。
鳴いて暴れて、脱走しようとする。
冷たい雨が降ったら野良猫たちも心配だ。
この春生まれた赤ちゃんもいるだろう。
風邪をひいてしまわないか、お母さんとはぐれないか。
心配しすぎてクレイジーにならないように気をつけなくては。
さて。
今月の私の目標を発表する。
まずは、今週土曜のコンサートを全力で頑張る。
楽しすぎてひとりニヤけているかもしれないが、
それを越えて泣き出したりしないよう努力する。
そしてそれが終わったら、炎のピアニストになる。
再来週に控えたピアノ録音に備え、
弾いて、弾いて、弾きまくる予定。
一足先に、
めちゃめちゃナイスなベースとドラムが入ったので、
デモ音源を聴いていてもウキウキワクワク、
胸の奥から熱いものがこみ上げてくる。
今回のアルバムは、1曲をのぞいて全部生ピアノ。
こんなの「ちいさなまほう」以来。
調子に乗ってけんしょう炎にならないよう注意する。
もうひとつは、
炎のピアニストになるにあたって、
正当な手段で的確な燃料を修得する。
つまりは、呑みに行くんだコノヤロー。(笑
珍しく、しばらく町へ呑みに出ていない。
仕事以外にもやることがたくさんあって
(模様替えとか衣替えとかいう現実逃避)、
あまりゆっくりお酒を呑めなかったのだ。
これでは私の指は動かない。
うまい酒、うまい料理をゆっくり味わえる時間こそ、
私の最大のストレス解消、リセット、そして
頑張れるエネルギーになる。
偉そうに書くことでもないけれど、
要するに来週はいっぺん呑んだくれるぞってこと。
あとのひとつは、一日も早く日傘を買う。
まだ買っていないとゆー;
化学繊維のものは嫌なので、
白い布製のを探しているのだけれど、
どこにもない。
先日まで使っていて、
なんの警告なのか立て続けに壊れた2本の日傘は、
東京人にもらったものだ。
徳島にはないのかしら。
妹に言うと、ゆめタウンへ行けという。
あそこには何でもあるらしい。
物欲を押さえ込むのは、まず不可能らしい。
押さえ込む以前に、私の運転ではたどり着けないので、
来週フジグランで探すことにする。
早く買わなきゃ。
梅雨が明けてしまうではないか。
・・・まだか。
ひとりノリ突っ込みである。(以下、HNTと略)
でもま。
早く手にいれなくちゃとアセアセしていても、
やがては言うほど必要がなくなるということも、ままある。
人生においてもまた然り。
あんなに欲しかったのになー、
あの頃の気持ちはどこいったかなー、
などという残念な結末に、
若干信じ難い気持ちと、どこか安心する気持ち、
つまりは自分とは未知でありいい加減でもあり、
それゆえに人生はおもしろい、
とまぁ、ひとり納得している今日この頃。
・・・歳か。
HNTである。
いや、あかんって。
今年こそ日焼けをしない女になるんだった!
もう二度と、ゴボウみたいとは言わせない!
・・・モヤシか。
HNTである。