命が教えてくれること [動物のこと]
去年10月、ひとりの男性と1匹の犬が、
トラックにひかれて死にました。
男性は視覚障害者、犬は盲導犬でした。
運転手が後方の確認を怠ったこと、
トラックが後退する際に鳴る警報ブザーが
切られていたこと、
2つの要因がふたつの命を殺してしまいました。
彼らは、
事故が起きたその週に私の母校でもある小学校で講演会をして、
その後盲導犬は長年の務めを経て引退する予定でした。
5月、徳島バスの車内に、
彼らのことや盲導犬の活動を紹介するポスターが展示されました。
自分たちの町で起きてしまった事故、
車の運転をする人や、犬を飼っている人など、
それぞれに胸を痛めながら観たことと思います。
警報ブザーに関しては、
近隣から「うるさい」と苦情を受けて切っていたという運転手。
本当に、本当に、考えさせられます。
死んでしまってから気づくこと、
生きていく中で感じられること、
そのどちらも、命の尊さ大切さを教えてくれます。
そして、いつも私を応援してくれている仲間、
動物、音楽、お酒、映画で繋がっている友人たちが動きました。
直感を信じるしなやかな心とフットワークの軽さを併せ持つ彼女たち、
たくさんの人に観てもらおう、そして考えてもらおう、ということで、
展示会をバトンリレーで開催することになりました。
県南は海部から、
牟岐、羽ノ浦、小松島と北上する予定。
今日から7(火)まで、「JR海部駅 あまべの杜」、
8(水)〜11(土)海陽町「なごみ薬局」、
13(月)〜17(金)薬王寺前の「花畑パン屋」、
また、夏休み中7月21〜8/31は
牟岐町「海の総合センター内 図書館」にて開催されます。
彼らの生きた証、ぜひ観に行ってください。
2016-06-01 15:09
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