嵐が去って・・・

子猫がやってきた。

とあるお家の前に倒れていて、

この台風の中、ずっと雨風にさらされていたとのこと。

家の人は動物が嫌いで放っておいたらしいんだけど、

まだ生きているということで、

助けてやってほしいと連絡がきた。

夏に生まれた赤ちゃんたちが乳離れをして

ウロウロし始めるこの時期、

捨て猫や迷子猫の情報が溢れている。

倒れていなかったら、

台風じゃなかったら、

こんなに冷え込まなかったら、

保護はせず様子を見ておいてと伝えただろう。

きっと近くにお母さんがいるはず、

と、最近は思い込むようにしている。

でも、このままだとこの子は間違いなく死んでしまう。

つい夕べも、

マンションの前で車にひかれた子猫

（直前まで元気にばくばくごはんを食べていた）を

雨の中、土に埋めたところだった。

命が誕生することは素晴らしい。

でも、いろいろな不具合や不都合が生じて

結果、あっけなく死んでしまったりするんだ。

得に、春生まれよりも夏生まれの子たちは

生存率が低い気がする。

目も耳も開いて、ようやく走り回れる頃になったのに、

だんだん気温は下がり、食べ物である虫も減り、

今日みたいに嵐の中じっと耐えなくてはならず、

身体を冷やして風邪をひいて死ぬというパターンが多い。

家の猫たちとは比べ物にならないくらい、

外の世界は過酷で残酷だ。

というわけで、

事情を聞いた後、保護することになった。

ぞっとするほど身体が冷たい。

2年前に藻文（ももん）を保護した時もそうだった。

呼吸が浅く、ニャアとも鳴けない。

あとはこの子の生命力にかけるしかない。

只今オトンが保温中。

コメント 2

お体にだけはお気をつけてくださいね 是非とも、徳島コンサートにいきたいです 犬や猫の曲も作ってみてくださいo(笑)o
by 愛犬家ピアニスト (2012-10-02 00:28) 

*愛犬家ピアニストさん
ありがとうございます。ぜひお越し下さい。
猫の曲ありますよ。悲しい内容ですが。
by Naomin (2012-10-02 23:38)